ソフトバンクGビジョンファンド、「恐る恐る」の投資へ-派手さ陰る

  • バリュエーションについて少し慎重で敏感になる-ジュネジャ氏
  • AIを構築するのではなく取り入れることに関心のある企業に投資
Masayoshi SonPhotographer: Toru Hanai/Bloomberg

スペインの新興企業、トラベルパークは1月、厳しい今の時代に即した資金調達ラウンドを終了した。調達額は2年前より少なく、14億ドル(約2100億円)という当時よりわずかに高い企業評価にとどまった。

  驚くのは、トラベルパークの主要な出資者がソフトバンクグループだったことだ。ソフトバンクGのビジョン・ファンド(SVF)は、創業者である孫正義社長の下で多大な損失を出すまで、新興企業に法外な値札をつけることで有名だった。その後、ソフトバンクGは沈黙した。1年後、SVFは投資を再開したが、かつて支持したウィーワークやズーム・ピザのような飛ぶ鳥を落とす勢いの新興企業には手を出していない。