中国株の失われた10年、信頼回復は茨の道-高成長の裏でリターン低迷

  • MSCI中国株指数は13年末から約17%下落、米印は2倍以上に上昇
  • 市場はなお懐疑的、当局が「何でもする」と確認する必要との声も

A morning commuter in the central business district in Beijing

Source: Bloomberg

中国株が波乱の1週間を終えた。リターンですでに失われた10年に苦しむ株式市場の復活を目指す当局にとって、課題の大きさが改めて鮮明となった。

  MSCI中国株指数は2013年末から約17%下落。対照的に、米国とインドの株価指数は同時期に少なくとも2倍に値上がりしている。中国の経済成長ストーリーを信じて中国株にマネーをつぎ込んだ投資家にとって憂慮すべき展開で、突然の地政学リスク再燃、予測不可能な規制の締め付け、民間企業への国家支配の強化によって大きな打撃を受ける羽目になった。