23年の米IPO銘柄、リターンは低いもののコロナ禍の上場銘柄上回る
- 今年IPOを実施した企業の株価は平均で上場来2.1%上昇
- 20年と21年に上場した企業はIPO価格を平均30%下回る水準で取引
米市場では2023年の新規株式公開(IPO)銘柄のパフォーマンスが振るわないという評価があるものの、損失を出していないという点を踏まえると、投資家は今年のIPOをより好意的な目で振り返るかもしれない。
ブルームバーグがまとめたデータによると、今年IPOで5億ドル(約730億円)を上回る額を調達した企業の株価は2.1%上昇と、小幅なリターンにとどまっている。一方、20年と21年に市場のピーク時に非常に高い評価額で上場した企業の株価はIPO価格を平均30%下回る水準で取引されている。今年の相場上昇でS&P500種株価指数は20%上昇しているものの、これらIPO銘柄の4分の3は公開価格を下回っている。