半導体装置KOKUSAIがあす上場、今年最大-中国リスクも
- 2018年のソフトバンク以来の規模、市場の関心集まる
- 成膜技術や市場の立ち位置には評価も、成長性には不透明感
米投資ファンドKKR傘下の半導体製造装置メーカー、KOKUSAI ELECTRICが25日、東京証券取引所プライム市場に新規株式公開(IPO)する。上場時の時価総額は4000億円を超える見込みで、国内企業では今年最大だ。同社の技術を評価する声はあるものの、半導体市況が弱含み、地政学リスクにさらされる中でのIPOに冷ややかな見方もある。
KOKUSAIの公開価格(1840円)ベースの時価総額は4200億円超で、2018年に上場したソフトバンク(約7兆円)以来の規模だ。足元のIPO市場を振り返ると、ロシアのウクライナ侵攻をきっかけに、先行きの不透明感から22年はIPOの数が減少。23年上期は回復しつつある。こうした環境下での久々の大型案件に市場の関心が集まっている。