1ドル払って1000ドルの賭け、「0DTE」熱狂をあおる見えざる力
- 「オプション界のファンタジーフットボール」との指摘も
- 格段に大きいレバレッジ、デリバティブの計算方法にその理由が
Pedestrians are reflected in a window during Arm Holdings Plc's IPO at the Nasdaq MarketSite in New York, US
Photographer: Michael Nagle/Bloomberg今年一番人気のオプション取引には見えざる力が働いている。ウォール街のプロもデイトレーダーも等しく、1ドルを払って1000ドルの株式を賭けられる力だ。
米株価指数の日々の変動に対する24時間以内の超短期契約で、一見格安の初期資金で賭けられるのが「ゼロDTE(ゼロ・デー・トゥー・エクスピレーション)」だ。デリバティブ市場のエコシステムには、このオプション取引を極めて格安に見せる奇妙な仕組みがあり、熱狂の火に注がれるこの油は表から見えない。