爆買い不在でも好調なインバウンド、背景に円安や滞在長期化
- 訪日客の消費単価がコロナ前から3割増、高級品が人気
- インバウンド関連株にさらなる上昇の余地も
外国人旅行客が日本国内で消費する金額が、コロナ前と比べて増えていることが分かった。団体旅行が制限されている中国からの観光客は鈍いままだが、円安や滞在期間の長期化を背景に中国以外からの観光客の消費金額は上昇傾向にある。
観光庁によると、2023年1-3月の観光・レジャー目的の訪日外国人の旅行消費単価は18万6813円と、19年の同じ期間から3割ほど増加した。だが、日本政府観光局によると、5月の中国本土からの観光客は19年の2割程度にとどまる。同様に東南アジア諸国に旅行する中国人も、19年に比べると14-39%程度とさえない。