アクティビストが株主還元求め日本企業に攻勢、提案数最多に迫る

  • 23年の提案数直近で43件、昨年同時点の27件を上回る-IRジャパン
  • 東証のPBR改革も後押し、株主はより積極的になろうと香港投資家
日本企業の非効率経営に取引所、物言う株主からの圧力が強まっているPhotographer: SeongJoon Cho/Bloomberg

日本企業に対し自社株買いの実施や政策保有株式の売却など株主価値の向上を求めるアクティビスト(物言う株主)ファンドの動きが活発化している。日本株が約30年ぶりの高値を付ける一因になった東京証券取引所が株価純資産倍率(PBR)の改善を企業に促す大きな流れは、彼らにとっても追い風だ。

  ゼネコン準大手の熊谷組は12日、香港のヘッジファンドであるオアシス・マネジメントから発行済み株数の20%に当たる自社株買いや1株当たり188円の配当実施、配当性向75%を目標とした株主還元を求める提案を受けたと発表Bloomberg Terminalした。