中国のゴールドマン目指した中信証、香港でつまずく-人材流出続く
- 2021年以降、750人余りがCLSAを辞めた-関係者
- CLSAの事業「好むと好まざるとにかかわらず縮小する」との指摘
かつて自由を謳歌(おうか)した香港で、中国国有の中信証券(CITIC証券)がつまずいている。ウォール街の金融機関とグローバル事業で肩を並べるという同社の夢はついえつつある。
中信証は10年前、海外展開を推し進めようと香港の投資銀行CLSAを買収。だが、事情に詳しい関係者によれば、2021年以降、全従業員の約3分の1に当たる750人余りがCLSAを辞めた。北京と香港の社員間のあつれきが多くなり、報酬と予算が減らされたほか、経営上の問題が背景だという。