みずほ新社長に木原氏、危機感映す抜擢人事-負の連鎖断てるか課題に
- メガバンクトップ初の平成入行組に、リスク管理業務に強みとの評価
- 「直ちにシステム障害断ち、規制当局や顧客の信頼回復を」-専門家
みずほフィナンシャルグループ(FG)は、辞任する坂井辰史社長の後任に木原正裕執行役(56)を昇格させる人事を固めた。平成入行で初のメガバンクトップとなる木原氏は、金融庁から指摘された企業風土の改革と、ライバルの後塵を拝する収益力の強化という2つの課題を同時に背負うことになる。
相次ぐシステム障害により、昨年11月に金融庁から業務改善命令を受け、坂井社長やみずほ銀行の藤原弘治頭取が引責辞任を決めたみずほは、業務改善計画の提出期限の17日に後継社長を発表する予定で人選を進めてきた。社外取締役5人で構成する指名委員会(委員長・甲斐中辰夫元最高裁判事)が選考に当たった。