帝人:中国で3工場増設へ、自動車用複合材で-最大3000億円投資も

  • 現地の製造拠点を現在の1カ所から4カ所程度に増強
  • 電気自動車向けバッテリーケースの製造に注力

帝人は自動車向け複合材料事業の需要増に対応するため、最大3000億円を投じて現地の製造拠点を5年以内に3カ所程度増やすことを計画している。自社での新設にこだわらず企業の買収・合併(M&A)も積極的に活用し、現在は1カ所しかない拠点の増強を急ぐ。

  帝人の複合成形材料事業本部の中石昭夫本部長は19日のインタビューで、「中国での自動車向け製造拠点が手薄。できれば明日にも欲しいぐらい」との考えを明らかにし、M&A対象となるような企業はすでに複数あると話した。同社は北米では10カ所を超える複合材料の製造拠点を保有しているが、中国では河北省唐山市の合弁工場のみ。