「ONE PIECE(ワンピース)」や「ハローキティ」、「たまごっち」など近年は海外でも多くのファンを魅了するようになった日本のソフトパワー。良質なコンテンツを生み出す作り手には巨額の富がもたらされ、数多くの富豪を輩出している。

インバウンド(訪日外国人)客数は2025年に年間の過去最高を更新し、日本発のコンテンツの海外売り上げも半導体や鉄鋼産業の輸出額を超え、自動車産業に次ぐ稼ぎ頭に成長している。投資の世界でも日本のコンテンツビジネスの成長性に注目が集まっており、昨年は関連銘柄で史上最高値を更新する事例が相次いだ。

そうした企業では創業者一族を中心に、10億ドル以上の資産を築いたビリオネアも少なくない。

以下では、ソフトパワーに関連すると認められる分野でおよそ10億ドル以上の資産を築いた人物の中から、ブルームバーグが独自の視点で選んだ日本の富豪10人を紹介する。(資産額は1月30日時点の為替レートで換算)

ブルームバーグ・ビリオネア指数をもとに算出した。同試算では原則的に資産に対する直接的な支配権を有すると判断される創業者などにその親族分を含めた資産を帰属させている。創業者が存命の場合は個人名のみで明示している。担保株式は計算に含めていない。リストは日本のビリオネアを網羅するものではない。

選出された個人の関係する企業はいずれも、ブルームバーグの取材に対しコメントを控えるか、回答していない。