Webinar

3つの戦争・ブロック経済下の世界経済見通し―円安不況は来るのか?

今、世界は3つの新たな戦争に直面しています。ロシア・ウクライナ戦争、資源争奪戦争、そして通貨戦争です。

ロシアによるウクライナ侵攻により始まった戦争は、予想を超えて長期化しています。新型コロナウイルスによる供給制約で既に高騰していた原油・天然ガスは、ロシア制裁により金融や貿易取引が制限される中で、東西両陣営のブロック経済化が進み、エネルギーの争奪戦となりつつあります。一方、主要中央銀行に目を向ければ、資源高によるインフレ抑制のための金融引き締めで、むしろ通貨高を歓迎する方向で、従来とは逆の通貨戦争が始まっています。また新型コロナウイルスの影響も、上海のロックダウンという新たな局面を迎えて、まだ出口とは言えない状況にあります。

こうした状況を踏まえ、このたびブルームバーグ・エコノミクスでは緊急ウェビナーを開催します。地政学リスクの高まりを背景とした戦争・原油高の状況に応じた3つのシナリオによる世界経済見通しをご紹介します。これまでの危機時の円高とは異なる、円安・資源高によるコストブッシュ型の物価高に直面する日本経済の先行きはどうなるのでしょうか。各国中央銀行の政策見通し、為替動向も交えて、3つの戦争下の今後を分析していきます。

ご多用の折恐縮ではございますが、ぜひご視聴くださいますようご案内申し上げます。

主なトピック
・世界経済の先行き:3つのシナリオ
・円安・資源高によるコストブッシュ型物価高に直面する日本経済
・各国中央銀行の政策見通し

Speakers

増島 雄樹

日本担当主席エコノミスト

ブルームバーグ・エコノミクス

東京を拠点とし、ブルームバーグの日本での経済分析を統括する。ブルームバーグ入社以前は、日本経済研究センターで主任研究員を務め、日本・欧米・アジアの経済予測の立ち上げ及び取りまとめを行った。このほか、日本銀行では米国経済担当、世界銀行ではグローバル為替変動に関わる調査、野村信託銀行では金融市場に関わる職務を歴任した。金融庁と経済産業省傘下の研究機関でも研究員を務め、システミックリスクや為替レートの評価などに関する数々の研究論文を執筆している。慶應義塾大学経済学部卒、国際大学にて国際開発学修士、米国のブランダイス大学国際経営大学院にて博士号を取得。ESPフォーキャスト調査において日本経済予測2018年度優秀フォーキャスター受賞。

Register

By submitting this information, I agree to the privacy policy and to learn more about products and services from Bloomberg.

This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

Access a broad range of analysis, research, insight and actionable ideas with Bloomberg webinars.