7月16日(ブルームバーグ):ゲームソフトメーカーテクモの安田善巳社長は16日放送のブルームバーグテレビジョンで、ソフト開発の中核を担う「Team NINJA」の退社したチームリーダーに代わり、新たにリーダーを任命したことで、継続的に大型ソフトを開発することに問題はないと語った。安田社長は、同チームによる新ジャンルの大型ソフトは来年完成するとの見通しを示した。主な発言は以下の通り。
ゲーム開発の責任者の板垣伴信氏が退社したことで開発継続を懸念する向きもあるが、今後のソフト開発の基本方針は: 「新タイトル、新ジャンル、新地域、新しいリーダーの4つがこれからの取り組みのキーワードとなる。新陳代謝が起きたときに目標をきちんと持ち全力で取り組んでいくうえで、新しいチームリーダーとなった長谷川仁氏と早矢仕洋介氏を信頼しやっていきたい」
人材育成策について: 「内部のリソースがしっかりしているのがテクモの特徴、これを外部の顧客の市場にいかにつなげるかが問題だ。マーケティングと言えるが、アクションゲーム『NINJA GAIDEN』、任天堂と共同開発のホラーアクションアドベンチャー『零』もそうだが、学びながら面白いものにする喜びを感じてほしい」
新チームによる次のタイトル制作はどうか: 「これまでのテクモは格闘、アクション、ホラーアドベンチャーゲームに主として取り組んできたが、これらとは全く違うジャンルで欧米のマーケットに挑戦するつもり。来年の発表に向けて着々と作っていく。詳細は現時点では明らかにできない」
米国での事業展開をどうみる: 「米国のゲーム市場は堅調だ。皮膚感覚で言うと、市場だけではなく北米、欧州の開発会社が日進月歩で強くなっていると感じる。体力勝負、消耗戦となると競争するのは難しい。しかし米国で成功していきたいとの思いは強く、いかに成功するのかを考えているところ。その意味では、これまでの北米戦略のスタンスは変わらない」
その他の地域での事業展開はどうか: 「いま注目しているのは、アジアのパソコン(PC)向けのゲーム市場。そこに参入してブランド力を上げていきたい。まず中国、そのあとは東南アジアを視野に入れている。またPC向けとしては、米国、ドイツなどの欧米市場でも場合によっては早い段階で参入する可能はある」
「中国ではオンラインゲーム『DOA ONLINE』を開発、いまサービス開始時期を北京五輪が始まる前にするのか後ろにするのかを検討しているところ」
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