7月14日(ブルームバーグ):富士通子会社の富士通研究所は、携帯型情報端末(PDA)の小型画面でパソコン用ホームページを表示できる高精細液晶技術を開発した。富士通広報IR室の岡田誠氏が14日明らかにした。
従来は液晶の画素ごとに赤、青、緑の3原色に分割して色を出していたが、富士通研究所は、3色の液晶バックライトを0.3ミリ秒(ミリは1000分の1)と従来比で100倍高速で切り替える技術を開発。この結果、画素を3原色に分割する必要がなくなり、画素数を3倍に増やせるため、現在PDAで利用されている4インチ型(320x240画素)の小型画面で、通常のパソコンで利用されている800x600画素の表示ができるようになったという。
実用化の時期は未定だが、「PDAや、地上波デジタル放送向け携帯機器などの用途を狙う」(富士通・岡田氏)計画。
14日付日本経済新聞夕刊は、富士通が画素数3倍の液晶を開発、PDA向けに1、2年後に製品化し、年間20万-30万台の販売を目指すと報じていた。
富士通の株価終値は前週末比11円(2.0%)高の559円。
東京 竹本 能文 Yoshifumi Takemoto